工事における現場調査の重要性

はじめのご挨拶


いつも株式会社ミウラ工業のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

私たちは神戸市芦原通を拠点に、地域の皆さまに支えられながら、日々さまざまな工事に携わっております。


このブログでは、工事の現場で私たちが日頃から大切にしている考え方や、仕事を進めるうえで心がけている点について、できるだけ分かりやすくお伝えしていきたいと考えています。

工事という仕事は専門的な部分も多く、「実際に何をしているのか分かりにくい」「きちんとした準備がされているのか不安」と感じられる方も少なくありません。


そこで今回は、工事を行ううえで欠かすことのできない工程である**「現地調査の重要性」**について、一般の方にもイメージしていただきやすいよう、やさしい言葉を意識しながらご紹介いたします。


工事は準備段階で大きく左右します


工事と聞くと、実際に作業員が現場で作業している様子や、重機を使った施工の場面を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

しかし、私たちが日々の業務の中で強く感じているのは、「工事の出来は、始まる前の準備でほとんど決まる」ということです。


その準備の中でも、特に重要なのが現地調査です。

現地調査とは、工事を始める前に実際の現場へ足を運び、建物や敷地の状態、周辺環境などを自分たちの目で直接確認する作業を指します。


どれだけ詳しい図面があっても、現場をしっかり確認していなければ、想定外の問題が発生する可能性があります。

だからこそ、現地調査は工事の土台となる非常に重要な工程なのです。


現地調査で何を確認しているのか


現地調査では、工事を安全かつ円滑に進めるために、さまざまな項目を確認します。

書類や写真だけでは分からない、現場ならではの情報を把握することが大きな目的です。


例えば、

・作業を行うためのスペースは十分に確保できるか

・資材や機材をどのようなルートで搬入するか

・周囲に住宅や店舗があるか

・騒音や振動への配慮が必要か

・安全面で注意すべき点はないか


こうした点を一つひとつ確認し、工事計画に反映させていきます。


図面と実際の現場は違うことが多くあります


工事の計画は、設計図や仕様書をもとに進められます。

しかし、実際の現場が図面通りであるとは限りません。


特に築年数が経過している建物の場合、過去に行われた改修工事や修繕の内容が、すべて図面に反映されていないケースもあります。

また、周辺環境が変化し、以前は問題なかった作業スペースが、現在では十分に確保できなくなっていることもあります。


こうした違いを事前に把握せずに工事を進めてしまうと、工事中に想定外の問題が発生し、工程の変更や追加作業が必要になることがあります。

現地調査は、こうしたリスクを減らすための重要な役割を担っています。


作業スペースの確認がなぜ重要なのか


現地調査でまず確認するのが、作業スペースです。

作業員が安全に動けるか、資材や工具をどこに置くかなど、実際の作業を想定しながら確認します。


作業スペースが十分に確保できていない場合、

・作業効率が下がる

・無理な姿勢での作業が増える

・事故やケガのリスクが高まる


といった問題が発生します。

そのため、現地調査では「人が実際に動く目線」で現場を見ることを大切にしています。


搬入・搬出経路の確認も欠かせません


工事では、さまざまな資材や機材を現場へ運び入れる必要があります。

トラックが通行できる道路幅があるか、曲がり角に問題はないか、段差や障害物はないかなどを事前に確認します。


現地調査を行わずに工事当日を迎えてしまうと、

「車両が入れない」

「資材が運べない」

といったトラブルが発生する可能性があります。


こうした事態を防ぐためにも、事前の現地確認は非常に重要です。


周辺環境への配慮も現地調査の大切な役割です


工事現場の周囲に住宅や店舗、事業所がある場合、騒音や振動、粉じんなどへの配慮が欠かせません。

現地調査では、どの方向に影響が出やすいか、人通りが多い場所はどこかなどを確認します。


必要に応じて、作業時間帯の調整や養生の設置、事前の近隣説明などを検討します。

こうした配慮が、近隣トラブルを防ぎ、工事を円滑に進めることにつながります。


安全面の確認は最も重要な項目です


現地調査の中でも、特に重視しているのが安全面の確認です。

高所作業の有無や足場の設置場所、転倒や転落の危険がないかなどを細かくチェックします。


工事現場では、わずかな見落としが大きな事故につながることがあります。

そのため、現地調査の段階で危険箇所を洗い出し、事前に対策を講じることが非常に重要です。


現地調査が工事の品質を支えています


現地調査を丁寧に行うことで、工事の品質は安定します。

無理のない施工計画を立てることができるため、仕上がりの精度が向上し、手戻りも少なくなります。


また、工事途中での変更が減ることで、工期の遅れや追加費用の発生を防ぐことにもつながります。

これは、お客様にとっても大きな安心材料となります。


トラブルを未然に防ぐための現地調査


工事に関するトラブルの多くは、「事前に分かっていれば防げた」というものです。

現地調査を通じてリスクを洗い出し、対策を立てておくことで、トラブルの発生を最小限に抑えることができます。


その結果、

・工事がスムーズに進む

・近隣との関係を良好に保てる

・お客様に安心していただける


といったメリットにつながります。


現地調査は工事関係者全員の共通認識をつくります


現地調査のもう一つの重要な役割は、工事に関わるすべての関係者が、同じ現場イメージを共有できることです。

工事は、現場で作業を行う作業員だけでなく、管理者や協力会社、場合によってはお客様や設計担当者など、多くの人が関わって進められます。


現地調査を通じて、「どこが重要なポイントなのか」「どこに注意が必要なのか」を事前に整理することで、言葉や図面だけでは伝わりにくい部分も正確に共有することができます。

これにより、工事開始後の認識のずれや判断の迷いを減らすことができます。


また、現地調査の段階で疑問点や懸念点を洗い出しておくことで、工事中の混乱を防ぎ、作業効率や品質の安定にもつながります。

一つひとつは小さな確認かもしれませんが、その積み重ねが、完成後の満足度に大きく影響します。


経験と専門知識が活きる現地調査


現地調査では、これまでに培ってきた経験や専門知識が大きく活きてきます。

一見すると問題がなさそうな場所でも、経験を積んだ目で見ることで、将来的なリスクに気付くことがあります。


現地調査は単なる確認作業ではなく、より良い工事を実現するための重要な判断の時間です。

その積み重ねが、安全で高品質な工事につながっています。


まとめ


工事を安全に、そして確実に進めるためには、着工前の準備が欠かせません。

その中でも現地調査は、工事全体の土台となる非常に重要な工程です。


現場を自分たちの目で確認し、状況を正しく把握することで、安全性や品質を高め、トラブルを未然に防ぐことができます。

私たちは、これからも一つひとつの現場に真摯に向き合い、丁寧な現地調査を行ってまいります。


最後のご挨拶


最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

今回のブログを通じて、工事における現地調査の重要性について、少しでもご理解いただけましたら幸いです。


株式会社ミウラ工業では、今後も安心・安全で信頼される工事を行うため、基本を大切にした取り組みを続けてまいります。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。